冷たい朝
せいかつ
ヒロトの手も体もおふとんみたいに温かくて、
お空のきらきらがぼんやりとしていく。
何故だろうと思ったけれど、
目をあけている時間がだんだんみじかくなっていっているのだときづく。
「朝陽さ、放っとくと中々寝なかったりもするのに、構ってやるとすぐ寝るよな。
面倒くさいけど、この方が楽」
「……う?」
首をかしげるぼくをヒロトがぎゅっと抱き寄せた気がした。
あたたかいし、いたくない。
ヒロトの手は、昔から、いたいがない。
「あーごめんごめん。
そのまま寝て良いから。
はいはい、おやすみ」
「……み」
覚えたてのあいさつを言おうとして、
うまくことばにならなかったぼくを、
ヒロトはため息を吐いて抱える。
カーテンの閉まる音がして、
明日もまた朝がくるなとおもう。
背中がふかふか。
ヒロトがベッドにおろしたのだとおもうと、
また心におひさまがともるみたい。
「ほんとお前は、世話がやけるわ」
かすかにヒロトの声がきこえて、
彼がぼくの髪の毛を触っているのがわかる。
ぼくのせいかつは、ここ最近でたくさんかわった。
ぼくは今、
新しいことと、
よく分からない感情と、
ヒロトで、生きている。
~ Comment ~
きっと朝陽で…
キラキラ とか ふかふか を知れてホントに良かった♪
朝陽クンの世界が変わった様に、絋斗サンの世界も大きく変わりましたね…
出費が大きくなり世話がやけて面倒臭いのに、手放せなくて、髪や額や頬に触れたくなっちゃうんだもん♪
きっと今の絋斗サンも【朝陽で生きている】と思います《*≧∀≦》
朝陽クンの世界が変わった様に、絋斗サンの世界も大きく変わりましたね…
出費が大きくなり世話がやけて面倒臭いのに、手放せなくて、髪や額や頬に触れたくなっちゃうんだもん♪
きっと今の絋斗サンも【朝陽で生きている】と思います《*≧∀≦》
きっとそれが
あさひちゃん、きっとそれが幸せって言うんだって、いつか、ヒロトさんとずーっと一緒に朝陽をみているとわかるようになるよ。そして、それが、ヒロトさんにとっても幸せなんだってね。
何にも知らないあさひちゃんが、少しずつ少しずついろんな感情を知って行く過程が、読んでいる私達も幸せになっています。いつも、温かく素敵なお話をありがとうございます。
この所四国は、温かく穏やかな日が続いております。しかし、夜が少しずつ寒くなり秋も深まって来ました。そろそろインフルエンザの予防接種も受けねばならない季節。もこさん、皆さん方もお気を付けくださいませ。
何にも知らないあさひちゃんが、少しずつ少しずついろんな感情を知って行く過程が、読んでいる私達も幸せになっています。いつも、温かく素敵なお話をありがとうございます。
この所四国は、温かく穏やかな日が続いております。しかし、夜が少しずつ寒くなり秋も深まって来ました。そろそろインフルエンザの予防接種も受けねばならない季節。もこさん、皆さん方もお気を付けくださいませ。
あさひ
高槻さんが、たくさん愛してくれるよ!
たくさん幸せになって
尊い(///ω///)♪