温かな春~(同性)小説サイト~

高槻×朝陽

ぼくの心のおかしなこと

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ヒロトに向かって、両腕を伸ばした。
どんな宝物よりも、ヒロトのところにいたいっておもうのは、どうしてなのだろう。

ぜんぶ好き。
でもぼくは、きっとヒロトが、一番に好きなの。



腕を引かれて、抱きしめられる。

ぎゅって包まれる感覚は、どうしてこんなにあたたかいのだろうとおもう。


「……自立して離れるどうこうって、お前はバカなの?」

「うん、うん」

「いやうんうんじゃなくて。
お前が自立できるまでどれくらい時間がかかると思ってるんだよ」

「う?」


ヒロトの胸に埋もれながら見上げたら、
彼はそっと笑った。

ヒロトが笑うの、好き。
胸がどきどきってして、変な感覚になるの。


「大体、もう俺が手放せねーよ。ばーか」

「てばなせない……?ヒロトも、ぼく、すき?」

「お前は……無意識でなんてこと言ってんだ」



なにがあっても、
誰がいなくなっても、
それでいいって、おもってた。


でも、ばいばいはいやって、おもうの。


爪が生えかけた指先で一生懸命ヒロトを掴んだ。


あの絵みたいに、ずっとずっとなってくれたらっておもう。


文字が書けるようになっても、
おはしが使えるようになっても。


ヒロトが、カーテンをあけてくれて、
一緒に、朝を見るの。


「はいはい、好き好き」

少し面倒くさそうに、ヒロトがぽんぽんって頭を撫でる。


好き、だって。


ぼくの心はおかしくなって、
いつかあるかもしれないばいばいがこんなにも怖くなったり、
好きが、あふれたりする。


どうして良いのかよく分からなくもなるけれど、きっと、たぶん、うれしいも、ふえてきたとおもうの。


「笑ってるし」


ヒロトの手が、涙を拭ってくれる。



――うん、うん。
ぼくは、
ヒロトが好きなの。










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~ Comment ~

よかった

朝陽よかったね!!

ヒロトからの好きが貰えて…
好きを知って、好きを貰って…一番大切ものを手に入れた朝陽にこちらも感動しました!

朝陽がヒロトへの気持ちがわかって、
ヒロトに伝えられて、
本当に嬉しい(*´ー`*)
ヒロトも、ヒロトらしい言い方wで、
朝陽に言ってくれて良かったぁ♪

キュンキュンしました

お互い、好きが伝えられて良かった。ヒロトが優しく愛おしそうに優しく、朝陽を抱きしめてあげてるのが、目に浮かんでほっこりしました。

やっとお互いが気持ちを伝え会えましたね
(*´˘`*)♡
ホントによかったです!
2人にはこれからもずっと幸せでいてほしいです(o´艸`)

感動しました.°(ಗдಗ。)°.

紘斗とばいばいしなきゃいけないかもしれないときの朝陽を想像して涙出ました…
朝陽、紘斗に好きって、てばなせないって言ってもらって本当によかったね(*´ω`*)
最後の朝陽の笑顔にやられました♡
ほんとに素敵なお話でした…ありがとうございます✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。
これからも朝陽×紘斗応援します〜!

Re: よかった

朝陽は馬鹿だけれど、好きはしっかり理解できていると思います(*´▽`*)
朝陽の心は少しずつ温かさで溢れていっているでしょうね!

Re: タイトルなし

ヒロトはあの性格なので中々甘いことは言えませんが、
しっかりと気持ちはありますよ笑
これからも2人の仲はきっと深まっていってくれると思います(*´▽`*)

Re: キュンキュンしました

お互い不器用ながら好きを伝え合えましたね!
ヒロトも中々表には出さないですが、ちゃんと朝陽のことが好きですよ(*´▽`*)

Re: タイトルなし

朝陽はちゃんと好きを知ることができました!
ヒロトもまた、同じなのでしょうけれど!
これからも2人の仲は深まっていくことと思います(*´▽`*)

Re: 感動しました.°(ಗдಗ。)°.

こちらこそありがとうございました(*´▽`*)
2人の仲がまた1つ深まったと思います!
これからも2人の物語書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
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