温かな春~(同性)小説サイト~

三上×レイ

生活①

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かなりリクエストの多かった三上とレイのその後のお話です☆

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”レイ”という苗字もない男を家に住まわせて、早くも2週間がたとうとしていた。
彼は必要以上のことは喋らない。

無気力に食事して、無気力に眠る。

が、俺にとって得なこともあるにはある。


「この資料の誤字とか言い回しがおかしいとこ、直してくんない?」

「……別に、いいけど」


俺としても、恋人でもあるまいしタダで住ませてやる気はない。
というか、何を考えているか分からないから元気なら仕事は与えた方が良い。

煙草を吸いながら案件に目を通してほんの数十分。


「はい」

レイに渡された資料に目を通せば、分かりやすくチェックが入れられている。


「え、もうこれ全部見たの?」

「見たけど」


秘書が目を丸くして資料を眺める。


「すごい!かなり早いし正確ー!」

これは、本当に中々だ。

語彙力がなさそうな施設出身の子はたくさんいたが、
こいつに関しては、本当に別格らしい。


病院で合った”朝陽”という子に比べれば、
同居する分にはまだ扱いやすそうではあるかもしれないが。


「……こんな適当な男に悩み相談みたいなことして、利用者もバカみたい」


――恐ろしく、ひねくれ者。

「はあ!?お前も利用者の1人だろうが」

「別に頼んでないし」

そして中々折れない頑固者だ。


「お前それ利用者が訪問してる時には絶対言うなよ」

「流石に空気は読めるけど」


レイが頬杖をつきながら、手を差し出す。
なるほど、他にも仕事をする気らしい。

「滅茶苦茶仕事回してやる」

「どーぞ。同居してることあとであーだこーだ言われたくないから、
やることはやるよ」


ほんとに、可愛くない。


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