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【  2017年12月  】 

きらきら

冷たい朝

2017.12.13 (Wed)

 ぼくとおなじように花火に火をつけたみんなが、じっときらきらを見つめる。「り、りひとさ……っ!」「はーる。俺は良いから花火見てろって」春も、ぼくと同じことを言われている。きらきらはしだいに大きくなり、そして、ぽとっと地面に落ちた。「あ」あわてて拾おうとするぼくの手を、ヒロトがぎゅっとにぎる。「だから触るなって。まだあるから」「きらきら、いっちゃった」「もう一本したら」暗かった場所に、ところどころであか...全文を読む

きらきら

冷たい朝

2017.12.09 (Sat)

 ヒロトが火の方をゆびさし、頷く。ぼくはそこに向かって、ゆっくりとゆっくりと花火をちかづけた。火がついた、かと思うと、彼はそっとぼくに手を添えて、花火を火からはなす。「そのまま持ってて。見てな」ぎゅっともった花火の先を、とつぜん、きらきらと光がとりかこんだ。「あ。……っあ、ヒロト、これ」「俺は見たことあるっつーの。俺の顔じゃなくて花火見てろ」ふしぎで、仕方がなかった。たった一本の棒から、きらきら、きら...全文を読む

きらきら

冷たい朝

2017.12.04 (Mon)

 「そういや、私も初めてですね」「え!?蓮さんも!?」彼は、花火を一本細くて長い指でつまんだ。「もちろんやり方や知識は知ってますけど。興味がなかったので」「えー!!じゃあ楽しもう!!蓮さんの初めての花火……もらっちゃうのかぁ」「唯は、本当に大袈裟ですね」唯は少しだけ顔を赤らめて、えへへと笑った。これは一体、どんな気持ちなのだろう。うれしい、なのかなぁ。「朝陽、これ持って。ぎゅって」「ぎゅー」練習した通...全文を読む

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