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【  2017年08月  】 

夏バテ

高槻×朝陽

2017.08.28 (Mon)

 「アイス買ってやるから、1つ選んでろよ」「あいす?」ふらふらとついて来られるのも面倒なので、通りすがったアイスのボックスを指さすが、朝陽は不思議そうに首を傾げた。そういえば、アイスというものを買ってあげたことがない。もちろん、朝陽も知らないはずだ。「そこ、開けて何か選べよ」「どうしてこれは、閉じ込められてるの?」冷凍庫に入っているアイスが”閉じ込められている”ように見えるのは、さすがに異常だと思うけ...全文を読む

夏バテ

高槻×朝陽

2017.08.25 (Fri)

 朝陽の足取りに合わせて何とかスーパーに入ると、彼はよろめいて、倒れそうになる。その手を思わず支えたら、口元を綻ばせて俺を見た。「倒れなかったねぇ」「支えたからだ馬鹿」最近、俺に対しては少し安堵したような表情も見せるようになった。それがまた、腹立たしくもある。俺みたいな悪人に、何心を許そうとしているのだか。「ここは涼しいだろ。夏になってくると、外は暑いんだよ」「ここ、風がいっぱい」別に風が吹いている...全文を読む

夏バテ

高槻×朝陽

2017.08.20 (Sun)

 外へ出ると、日陰の方へ寄って行く。暑い日は極力日陰を歩く。それくらい、本能的にできそうなものだけれど。常識が通用しない朝陽は、あろうことか日の照っている方へ自ら進んでいく。「きらきら、いっぱい」太陽を直接見上げようとする朝陽に、舌打ちを打った。そんなことをするから、暑さにやられるのだ。「ヒロト、きらきら、いっぱいすぎるの」「こっちに来いよ」「でも、あれ」空に手を伸ばそうとする朝陽の手を掴み、日陰へ...全文を読む

夏バテ

高槻×朝陽

2017.08.17 (Thu)

 紘斗――――――――――――最近気づいたことがある。朝陽は、暑さに弱すぎる。春の温かな気候もしだいに落ち着き、暑くなりはじめたこの頃。生活をしている訳だから、買い物等定期的に出かけることになるのだが、朝陽1人での留守番はまださせられず、一緒に連れていく。その際に立ちくらみを起こしたり、青ざめたりすることが多いのだ。だからと言って、日光を浴びさせないのも逆効果だとは思う。少しずつ、慣れさせていかないといけないの...全文を読む

過去話②

翔×悠

2017.08.09 (Wed)

 「……見てたよ。悪い夢」「何の夢?」「昔のお前の夢」翔が少しだけ、罰が悪そうな顔をする。「あの時は、お前なんか一生軽蔑してやろうと思っていた」「まあ、それも仕方ないね」翔がそっと俺の頭を撫でる。まるで、”ごめんね”と言っているみたいだ。「あの時悠に対して哀れみしかなかったのは認めるし、拾ったのも、好奇心だった」「知ってる。でも嘘をつかないのはお前らしくない」「悠に嘘はつきたくないからね」抱きしめられて...全文を読む

過去話

翔×悠

2017.08.06 (Sun)

 リクエスト 翔と悠の出会い悠――――――――――――――頭が痛い。体が痛い。もうきっとこのまま、この世界からいなくなってしまうのだと思うし、それで良いと思う。朦朧とした意識の中で目を開けたら、やたら笑う男がいた。手を払って殴ってやりたいのに、力が入らない。「治せばいいんだねーおっけー」軽い口調で話す男は、確か朝比奈翔という名前だと新倉さんが言っていた。「喋る元気ない?なんか、睨んでくるけど」死にたがっている人間...全文を読む

それぞれの不安

呟き

2017.08.04 (Fri)

 「ゆう、しょおと離れるの、かなしいって顔してたの」「朝陽、お前は……っ」何をとがめられたのか分からない朝陽が、こてんと首を傾げる。「そっかそっか、ごめんな」珍しく真剣な表情で謝る朝比奈さんが、悠を抱きしめる。悠はそれを払いのけようとしながらもできずに、少しだけ眉を寄せて顔を背けた。何だかんだ、悠も抱きしめられるのは安心するのかもしれない。「お前も不安だったの?」「う?」「何か飛びついて訴えてきたじゃ...全文を読む

それぞれの不安

全員

2017.08.02 (Wed)

 「みんながね、女の子じゃないとだめっていう。ぼくは違うの。ヒロト、みんな悲しそうにおはなしするよ」経験の浅い朝陽だからこそ、何の恐怖もなしに不安をぶつける。俺は、机に顔を伏せた。目元が赤いのは、何とかお酒のせいに出来ないだろうか。足音がして、皆が上がってきたのが分かる。「あーなんか、楽しいお話会って感じじゃなさそうだなー」愛しい声がして、理人さんが背後にいるのが分かった。声を聞くだけで、胸が締め付...全文を読む

それぞれの不安

全員

2017.08.01 (Tue)

 「俺だって蓮さんとさよならなんて考えたくないよ。出来ればもう少し、もっと」唯がおにぎりを片手に机に突っ伏すと、悠はため息を吐いた。「……まぁ、考えてもどうにもなんねーし。そろそろあいつら帰ってくるだろ。春は涙拭いて、唯もその涙目なんとかしろ。時が来た時に、縋るのか、退くのかそいつが決めた道で背中を押してやるだけ。……俺は絶対、縋れないんだろうけど」唯と俺が目元を拭うと、朝陽もまた、泣いてはいないけれど...全文を読む

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プロフィール

もこ

Author:もこ
もこ 20△
主にネットで小説を書いています。

twitter:@moco_ice
メール:mocoice21@gmail.com

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