更新履歴

さわりを読む▼をクリックすると更新された内容の冒頭部分がご覧になれますので、久しぶりのご訪問の方はこちらで未読・既読のご確認ができます

日付別の更新チェックはカレンダーの日付をクリック ▼

【  2017年07月  】 

それぞれの不安

全員

2017.07.30 (Sun)

 「あーあ。何かさぁ、好きになるってこんなに不安になることだったっけ?そもそも一般的に認められていない恋愛だからなんだろうけど。好きになって傍にいることに、こんなにいいのかなって気持ちになったことないよー」シャンパンを口にしながら唯は笑う。少しお酒を飲んだだけで、頭がぼんやりとしてきた。お酒は好きだけれど、飲むとすぐに宙に浮いているような感覚になる。「まぁ、お前らは愛されてるよ」「それを言うなら、悠...全文を読む

それぞれの不安

全員

2017.07.29 (Sat)

 「朝陽は知らないだろうからさ。話しておくよ。一般的な家族には、父親と母親がいる。愛し合った2人」悠の言葉は、俺の胸にも刺さった。「男の人と、女の人だ。2人はやがて家庭を持ち、結婚して、子どもを作る。けれど俺達は男で、現状結婚もできなければ、子どもだって作れない」「でも、ぼくにはおとうさんもおかあさんもいないの」「一般的にはだって。俺にもいないようなものだし。だけど、自分にないからこそ作って欲しいよ...全文を読む

それぞれの不安

全員

2017.07.28 (Fri)

 リクエスト 切ないお話春ーーよくよく考えたら、俺たちは全員、幸せな家族を知らない。今、理人さんに朝比奈さん、蓮さん、高槻さんは、理人さんのお部屋でお話をしている。仕事の話をすると言っていた。その間、俺たちは朝比奈さんの家に集まった。俺と、翔と、唯と、朝陽でテーブルを囲む。朝比奈さんと悠が用意してくれたのであろうお酒とおにぎりは机に並んでいた。「診療所を開業するの、本気だったんだな。一体どんな話して...全文を読む

宝物

理人×春

2017.07.22 (Sat)

 春―――――――――――――俺には宝物がある。理人さんにもらった、指輪のネックレスと海色のネックレス。毎朝つけて、お風呂に入る前に外す。いつもどちらをつけるか本当に悩むから、もう悩まないように交互につけるようにした。けれど、時折指輪は指にはめたくもなる。左手の薬指に指輪をつけるのは、”ずっと一緒にいましょう”の意味だと理人さんは言っていた。ずっと一緒、なんてことが本当にあるのか不安ではあるけれど、俺は、そう言っ...全文を読む

ホラー特番

高槻×朝陽

2017.07.20 (Thu)

 高槻―――――――――たまたまついていたホラー番組を、朝陽は食い入るように見ていた。やはり”怖い”という感覚はあまり分からないのか、口を開けてぼんやりとそれを見ている。「ヒロト、まっくら」「まあ、こういうのは無駄に暗いからな」表情1つ変わらない朝陽に、チャンネルを変えてやろうとも思うが、あまりに食い入るように見ているからわざわざ変える気持ちにもならない。まあこんなの、怖くもないよな。そもそも感情は希薄な朝陽...全文を読む

ホラー特番

蓮×唯

2017.07.19 (Wed)

 唯―――――――――――――――困ったことが起きた。今、蓮さんと一緒にホラーの特番を見ている。俺は、全くもってお化けというものが怖くないのだ。ここは、きゃーとか、わーとか言って怖がっている方が可愛げがあるものだと思うのに、お化けよりもよほど人間の方が怖いと思ってしまう。施設長の方が数百倍は怖い。もちろん蓮さんも怖がるはずがなく、2人でただただ鑑賞するだけの時間になってしまっている。ここは無理にでも、怖がるべきで...全文を読む

ホラー特番

翔×悠

2017.07.18 (Tue)

 「ねぇ悠、見なくてもいいよ?」「……別に、怖くない」”見なくてもいいよ”は言葉の選択を間違ったかもしれない。テレビでたまたま流れたホラー特番に対して、悠は顔色1つ変えず食い入るように眺める。が、少し握りこんだ拳とか、瞬きの多さとか、俺には、悠が怖がっているのが分かってはいる。そもそも暗いのは大の苦手な悠だ。こうして暗い場所を歩く話はより怖いのではないだろうか。「お化けが怖いの?暗いのが怖いの?」「どっ...全文を読む

ホラー特番

理人×春

2017.07.17 (Mon)

 リクエスト:全CPがホラー特番を見たら―――――――――――――――――テレビの中に、暗い病院が映し出されている。俺は、理人さんの服を掴んで目を細めてそれを眺めていた。テレビをつけていたら突然ホラー番組が始まった。理人さんはチャンネルを変えようとしてくれたけれど、俺がそれを拒否したのだ。ホラーに慣れれば、少しはこの怖がりな性格も治るかもしれない。悠も朝陽も唯も、少しずつ前に進んでいるのだ。俺だって、変わらないといけ...全文を読む

俺の心の可笑しな感情

高槻×朝陽

2017.07.15 (Sat)

 ――――――――――――――朝陽が俺に、拙いながら”好き”を伝えた日。彼はその夜もいつも通り星を見ていたが、俺を何度か見ては来てほしそうにしていた。仕方なく傍に座ってやれば、すぐに眠りにつく。俺の服をぎゅっと握っていた。あまりこうしてくることはなくて、不安が出てきているのかもしれないとは思う。俺が与えた物を”宝物”と言い、傍においてやり過ごそうとするのには、さすがに胸が痛んだ。面倒くさいことではあるかもしれないけれ...全文を読む

ぼくの心のおかしなこと

高槻×朝陽

2017.07.14 (Fri)

 ヒロトに向かって、両腕を伸ばした。どんな宝物よりも、ヒロトのところにいたいっておもうのは、どうしてなのだろう。ぜんぶ好き。でもぼくは、きっとヒロトが、一番に好きなの。腕を引かれて、抱きしめられる。ぎゅって包まれる感覚は、どうしてこんなにあたたかいのだろうとおもう。「……自立して離れるどうこうって、お前はバカなの?」「うん、うん」「いやうんうんじゃなくて。お前が自立できるまでどれくらい時間がかかると思...全文を読む

前月     2017年07月       翌月

Menu

プロフィール

もこ

Author:もこ
もこ 20△
主にネットで小説を書いています。

twitter:@moco_ice
メール:mocoice21@gmail.com

最新記事

QRコード

QR

スポンサーリンク